保健師は地域看護活動の専門家

保健師が活動するうえで、対象になるのは赤ちゃんから高齢者までのすべての年代層である。地域住民の健康維持・促進、そして病気や障害を持つ人々の生活をよりよいものにするための活動などあらゆる健康レベルで支援活動を行っていくのである。
また、看護の対象を個人・家族・集団・地域と保健師はとらえる。すなわち、「その地域で生活する人々を直接支援していく」という活動と「地域全体という枠組みから看護し、仕組みや保健サービスの在り方をよりよくしていく」という活動があるという事だ。住民一人ひとりに密着して支援する一方地域全体という大きな視野で健康課題と向き合うことにより、今その地域が抱える問題だけでなく、これから起こりうる潜在的な課題にも対策を練っていけるのである。
では、地域看護活動の特徴とはどのようなものだろうか。地域看護の対象はそれこそ、まさに今その地域で生活を送る人々である。しかし、生活と言っても考え方や価値観は人それぞれである。そのため保健師はまず、その対象をよく知る事からは始まる。その対象に必要な制度やサービスは何であるかを考え、対象にとってふさわしい社会資源の情報提供を行い、住民自ら選択し生活を送れるように支援を行う。主役は地域で生活する住民たちであるわけだ。主役が健康で目標を達成できるように支援し、その支援を日々強化していく事こそ地域看護活動における保健師の仕事だといえるだろう。

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