認定看護師と専門看護師

とある機関が認定する看護師のキャリアアップ資格として、「専門看護師」「認定看護師」があります。それぞれ以下のように定義されています。
専門看護師:複雑で解決困難な看護問題を持つ個人、家族及び集団に対して水準の高い看護ケアを効率よく提供するための、特定の専門看護分野の知識・技術を深めた看護師です。分野は11種類で、がん看護・精神看護・地域看護・老人看護・小児看護・母性看護・感染症看護・家族支援・在宅看護・慢性疾患看護・急性・重症患者看護です。看護系大学院修士課程修了者で日本看護系大学協議会が定める専門看護師教育課程基準の所定の単位(総計26単位または38単位)を取得したものです。医師の養成課程や薬剤師の養成課程が6年であるように、看護師も医師・薬剤師と同等の教育・研究を修めた者に与える資格です。2015年で全国に1500名ほどしかいません。
認定看護師:特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を用いて水準の高い看護実践のできる看護師。分野は21種類あります。実務研修が通算5年以上あること(うち3年以上は認定看護分野の実務研修)かつ認定看護師教育機関(課程)修了(6か月・615時間以上)の者に与えられる資格です。2015年で全国に16000名います。
 これらの制度が始まった理由の一つとして、今後の看護職が医師からの指示だけに従っておけばよい看護師から、社会的な知見や医師と同じ位の医学知識をもつ質の良い看護師が必要になったからです。看護系大学出身の看護師が増える中で、看護師質面で二極化が始まっていることも事実です。

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